トゥリエンヌの効果は?毛穴・ハリ・ニキビ跡への働きを解説
トゥリエンヌは、次世代のポリ乳酸製剤として注目を集める美容注入治療です。肌の内側からコラーゲン生成を促し、肌のハリや質感を変化させていくことを施術の目的としています。
「毛穴の開きが目立つようになった」「肌のハリが失われてきた」「ニキビ跡の凹凸が気になる」年齢とともに増える肌悩みに、どう対処すれば良いのか迷っていませんか?
即効性のあるヒアルロン酸とは異なり、1〜2か月かけてじっくりと効果が現れる点がトゥリエンヌの特徴です。
本記事では、トゥリエンヌが肌の悩みにどのように働きかけるのか、成分や仕組みについて詳しく解説します。効果が現れる時期や持続期間、施術の流れ、費用相場、他の製剤との違いまで、初めての方が知りたい情報をまとめました。
肌質改善への第一歩を踏み出すきっかけにしてください。
トゥリエンヌの期待できる効果は?肌悩み別の働き

毛穴の開きやハリ不足、ニキビといったように、気になる肌悩みは増えていくものです。トゥリエンヌ(Tulienne)は、複数の肌トラブルに対しての働きかけが期待できる美容注射といわれています。
主成分のポリ乳酸(PDLLA)が肌の内側でコラーゲン生成を促し、表面的な改善ではなく根本から肌質を整えていきます。ここでは毛穴・ハリ・ニキビ跡・小じわという4つの代表的な悩みに対して、トゥリエンヌがどのように働くのかがわかります。
毛穴の開きや肌のキメをなめらかに整える
毛穴の開きは、皮脂分泌や加齢によるコラーゲンの減少が原因で起こるとされています。
【トゥリエンヌの働きの流れ】
- トゥリエンヌを真皮層に注入
- ポリ乳酸が線維芽細胞を刺激
- 新たなコラーゲンが生成
コラーゲンには肌の内側から毛穴周辺を押し上げ、開いた毛穴を目立ちにくくする可能性があるとされています。
注入されたポリ乳酸は体内でゆっくりと分解されるため、効果は段階的に現れます。施術後1か月頃から肌のキメが整い始め、毛穴の凹凸が滑らかになっていく実感を得られる場合があります。
ただし、効果の出方には個人差があり、肌質や生活習慣によって異なる点に注意が必要です。
毛穴の開きの改善を目的とする場合、月に1回のペースで3回程度の施術回数が目安とされます。継続すると、肌表面の質感が整い、化粧ノリの向上も実感できるとされています。
加齢で減少するハリや弾力をサポートする
年齢を重ねると、肌のコラーゲンやエラスチンは徐々に減少していきます。これが肌のハリや弾力の低下を引き起こす主な要因と考えられています。ポリ乳酸は、真皮層で線維芽細胞を活性化させ、体内で新たなコラーゲンを作り出すよう働きかける作用があるとされています。
作用によって肌の土台が内側から整えられ、失われたハリや弾力の回復が期待できる場合があります。即効性のあるヒアルロン酸注入とは異なり、トゥリエンヌは時間をかけてゆっくりと肌質を変化させていくものです。そのため、周囲に気づかれにくい自然な仕上がりが可能になります。
効果を実感するまでの期間は人によって異なるものの、一般的には1〜2か月後から肌にふっくらとしたボリューム感が戻り始めるとされています。また、コラーゲンの生成が促されると、たるみの予防にもつながる可能性があります。
ニキビ跡の凹凸やクレーター肌への働きかけ
ニキビ跡による凹凸やクレーター状の肌は、真皮層のコラーゲンが損傷を受けたことで生じるものです。トゥリエンヌは、ダメージを受けた真皮層に直接働きかけます。ポリ乳酸が体内で分解される過程で、周囲の組織を刺激し、新しいコラーゲンの生成を促す効果が期待できます。
新たに生成されたコラーゲンが凹んだ部分を内側から押し上げていき、肌表面の凹凸が徐々になめらかになります。ただし、深いクレーター状のニキビ跡の場合、完全に平らになるまでには時間がかかります。複数回の施術で、少しずつ改善が見込めるとされています。
ニキビ跡の改善には、2か月ごとに2〜3回程度の施術が推奨される場合が多いです。効果の持続期間は1年程度とされており、定期的なメンテナンス施術で、改善した状態を維持できる可能性があります。
目元や首の小じわなど細かい部分への対応
目元や首は皮膚が薄く、特に小じわが目立ちやすい部位。トゥリエンヌは、デリケートな部分にも対応できます。ポリ乳酸は、皮膚の薄い部分でもコラーゲン生成を促し、肌に厚みと弾力をもたらす働きが期待される場合があるためです。
目元の小じわや首の横じわは、表情の癖や乾燥によって深く刻まれやすくなっています。トゥリエンヌの施術で肌の内側から水分保持力が高まり、乾燥による小じわの軽減につながる場合があります。ただし、深く刻まれたしわの場合、施術が複数回必要になることも。
施術は細い針を使用して行われるため、デリケートな部位でも痛みに配慮した処置が行われます。必要に応じて麻酔クリームが使用されますので、施術中の不快感を最小限に抑える工夫がなされています。
トゥリエンヌの主成分ポリ乳酸製剤の仕組みと特徴

トゥリエンヌの主成分であるポリ乳酸(PDLLA)は、トウモロコシやジャガイモなどの植物由来のでんぷんから生成される素材です。医療用縫合糸や血管移植材料として長年使用されてきた実績があり、米国FDAでも人体への使用が承認されています。
参考:Compositions of injectable poly -D,L- lactic acid and injectable poly -L- lactic acid
製剤の最大の特徴は、体内で徐々に分解されながら自己コラーゲンの生成を促すという点です。また分解の過程で二酸化炭素と水に変わるため、体に残る心配もありません。
トゥリエンヌの粒子は均一なため、自然な仕上がりと高い安全性を両立させた次世代のPDLLA製剤として期待が集まっています。
コラーゲン生成を促す仕組み
トゥリエンヌを肌に注入すると、生体反応が起きコラーゲン生成のきっかけとなるのです。まずポリ乳酸の微細な粒子が真皮層に分散します。
注入された物質を体は異物として認識し、免疫細胞であるマクロファージが粒子の周囲に集まります。マクロファージが粒子を分解しようとする過程で、線維芽細胞という細胞が刺激を受けます。
線維芽細胞はコラーゲンやエラスチンといった肌の構造を支える成分を作り出す役割を担っています。刺激を受けた線維芽細胞は活性化し、新たなコラーゲンの産生を開始します。
ポリ乳酸は1〜2年かけてゆっくりと加水分解されていくため、刺激が長期間続きます。分解過程で放出される乳酸も組織を穏やかに刺激し、継続的なコラーゲン生成を促すのです。
粒子が均一で肌になじみやすい
トゥリエンヌは、粒子サイズが均一になっています。マイクロ流体工学という最先端技術により、DL40は40μm、DL70は70μmと、粒子径が精密にコントロールされています。
従来のPDLLA製剤では粒子の大きさにばらつきがあり、不均一なコラーゲン生成やしこりの原因となることがありました。
均一な粒子は肌の中で偏りなく分散するため、注入後の仕上がりが自然です。触れたときにゴツゴツした感触がなく、見た目にも違和感が生じにくくなります。
また、粒子表面が滑らかに加工されているため、免疫細胞による過剰な反応を抑えられます。
均一性と滑らかさにより、しこりや炎症といった副作用のリスクが大幅に低減されています。注入時の針詰まりも起こりにくく、施術者にとっても扱いやすい製剤となっているのです。
肌質改善向けDL40とボリューム補正向けDL70
トゥリエンヌには、DL40とDL70という2種類の製剤があり、目的に応じて使い分けられます。粒子サイズと濃度の違いにより、それぞれ異なる効果を発揮します。
| DL40 | DL70 | |
|---|---|---|
| 粒子径 | 40μm | 70μm |
| 注入部位 | 真皮の浅い層から中間層 顔全体に広く注入 | 真皮深層から皮下組織 へこみが気になる部分 |
| 目的 | 肌質改善 毛穴の引き締め キメの改善 小じわの軽減 | ボリューム補正 こめかみや頬のこけ、ほうれい線周辺をふっくらとさせる |
トゥリエンヌの効果はいつから?持続期間と施術回数
トゥリエンヌは即効性のある施術ではなく、コラーゲン生成を促して徐々に効果が現れるというものです。施術計画を立てる際には、効果が現れるまでの期間、推奨される施術回数、そして効果の持続期間を正しく理解しておきましょう
一般的には、施術後1〜2か月してから変化を感じ始め、効果は約1年程度持続するとされています。その後は定期的なメンテナンス施術により良い状態を維持できます。
変化を感じ始める時期と推奨されるセット回数
【トゥリエンヌの施術後の流れ】
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 施術後1週間 | 一時的な赤みや腫れ |
| 1か月後 | 肌にハリやツヤが出始める |
| 3か月後 | 効果をはっきりと実感 |
| 6か月後 | 効果のピーク |
【推奨回数】
| 施術ペース | 効果を感じられる回数 | |
|---|---|---|
| DL40 | 月1回 | 3回目以降 |
| DL70 | 2か月ごとに2~3回 | 2回目から3回目 |
初回施術だけでは十分な効果が得られない理由は、1回の注入量には限界があることと、コラーゲン生成を持続的に促すには複数回の刺激が必要だからです。また効果の感じ方には個人差があります。
メンテナンス間隔と効果を持続させるためのポイント
初回のセット施術で効果が定着した後は、6〜12か月ごとのメンテナンス施術が推奨されています。ポリ乳酸は1〜2年かけて分解されるため、その間は緩やかにコラーゲン生成が続きますが、徐々に効果は薄れていきます。
【効果が薄れ始めるサイン】
- 肌のハリ感が以前より弱く感じる
- 毛穴が再び目立ち始める
- 小じわが戻ってきたように感じる
変化を感じたら、追加施術を検討するタイミングです。施術から半年を過ぎたあたりで定期的に肌の状態を確認しましょう。
【効果を長持ちさせるポイント】
- 紫外線対策の徹底
- 十分な睡眠
- バランスの取れた栄養摂取
- 禁煙(コラーゲンの分解を防ぐ)
- 丁寧な保湿ケア
施術時の痛みやダウンタイムの程度と経過
トゥリエンヌは比較的ダウンタイムが軽い施術とされていますが、注入治療である以上、痛みや副反応が全くないわけではありません。施術を受ける前に痛みのレベルや回復までの経過を知っておけば、仕事や予定との調整もしやすくなります。
通常、表面麻酔を使用して施術中にチクッとした痛みを感じる程度です。施術後は赤みや腫れが2〜3日、内出血は1〜2週間程度続くことがあります。メイクは当日または翌日から可能で、日常生活への影響はかなり抑えられているといってよいでしょう。
施術直後の赤みや腫れ・内出血の目安
施術当日から数日間は、注入部位に赤みや軽い腫れが見られることがあります。赤みは針穴による一時的な炎症反応で、通常は当日中から翌日にかけて落ち着きます。
腫れは2〜3日程度続くことが多く、長くても1週間以内には引いていきます。メイクでカバーできる程度のことが多いですが、個人差もあります。
内出血は針が毛細血管に触れた場合に生じます。小さな青あざのように見え、目元や口元など血管が密集している部位では出やすい傾向です。
内出血が出た場合、最初の3〜4日は目立ちますが1週間を過ぎると徐々に薄くなり、2週間程度で完全に消失します。コンシーラーで隠せるため、日常生活に大きな支障はありません。
施術後の症状の出方には個人差があります。血管が細い方、血液をサラサラにする薬を服用している方、皮膚が薄い方は内出血が出やすい傾向です。施術当日の飲酒や激しい運動は避けると、症状を抑えやすくなるでしょう。
注入時の痛みへの配慮と麻酔の使用
トゥリエンヌの注入時には、針が肌に刺さるチクッとした痛みを感じます。真皮層まで届かせる必要があるため、表面麻酔だけでは完全に無痛にはなりません。
ただし痛みの程度には個人差がありますが、極細針を使用するため比較的軽度とされています。痛みに敏感な方は少し強く感じることもあります。
痛みを軽減するため、多くのクリニックでは施術前の麻酔クリームに対応しています。施術の30分〜1時間前に塗ると、注入時の痛みを和らげられるでしょう。
カウンセリング時に表面麻酔について確認しておくとスムーズです。クリニックによっては局所麻酔の注射を行うこともあります。
また、施術時にカニューレ針という先端が丸い特殊な針を使用して、血管や神経を傷つけにくくし痛みや内出血のリスクを低減する工夫もあります。施術方法についても、事前に医師と相談しておくことをおすすめします。
メイクや洗顔などはいつからできる?
メイクは施術当日から可能とするクリニックが多く、翌日にはほぼ通常通りの生活に戻れます。ただし、施術後一定時間は洗顔やメイクを控えることを推奨するクリニックもあるため、事前に確認しておきましょう。
洗顔は優しく泡で洗い、タオルで拭く際も押さえるように水分を取ります。強くこすると製剤が偏ったり、腫れが悪化したりする可能性があります。
入浴は当日からシャワーなら問題ありませんが、長時間の入浴やサウナは3〜7日程度は避けてください。血行が良くなりすぎると、腫れや内出血が悪化する恐れがあります。運動も同様に、激しいものは1週間程度控えましょう。軽いウォーキング程度なら翌日から可能です。
注入部位へのマッサージや美顔器の使用は、1〜2週間は避けてください。製剤が定着するまでの期間は、摩擦や刺激を最小限にする必要があります。重要な予定がある場合は、施術の1週間前後は避けるとより安心です。
トゥリエンヌの副作用やリスクと注意点
トゥリエンヌは安全性に配慮して設計された製剤ですが、医療行為である以上、副作用やリスクを完全にゼロにすることはできません。施術を検討する際は、起こる可能性がある副作用の種類と頻度を正しく理解し、自分が施術を受けられる条件を満たしているか確認しておきましょう。
主な副作用としては、軽度の赤みや腫れ、内出血がありますが、基本的には一時的なものです。まれにしこりや炎症といった合併症が生じることもあります。
また、妊娠中やアレルギー体質の方など、施術を受けられない条件もあるため、カウンセリング時に医師へ正確な情報を必ず伝えてください。
まれに起こるしこりや炎症の可能性
トゥリエンヌは粒子が均一で滑らかに設計されているため、従来のPDLLA製剤と比較してしこりや炎症のリスクは大幅に低減されています。
しかし、まれにしこり(結節)や炎症反応が生じるケースがあり、発生頻度は数パーセント程度とされていますがゼロではありません。
【しこりが形成される主な原因】
- 製剤が浅い層に注入された場合
- 一か所に集中して注入された場合
- 体質的に免疫反応が強く出た場合
施術後数週間から数か月経ってから気づくことが多く、触ると小さな硬い塊として感じられます。軽度のものであれば、時間とともに自然に吸収されることもあります。
しこりや痛みを伴う炎症が生じた場合は、放置せず早めに施術を受けたクリニックに相談してください。ステロイド注射やヒアルロニダーゼによる溶解処置など、適切な対処により改善できる可能性があります。
しこりを防ぐには、経験豊富な医師による適切な深さと量での注入、施術後の過度なマッサージを避けることが重要です。
妊娠中やアレルギーなど施術を受けられない方
【施術を受けられない方・注意が必要な方】
- 妊娠中および授乳中の方
- ヒアルロン酸アレルギーの既往がある方
- ケロイド体質の方
- 自己免疫疾患を持っている方
- 施術部位に感染症・炎症がある方
- 抗凝固薬を服用中の方
ポリ乳酸自体の安全性は高いものの、胎児や乳児への影響に関する十分なデータがないため、念のため避けるべきとされています。妊娠の可能性がある場合も、施術前に医師へ必ず申告してください。
その他、ケロイド体質の方、自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)をお持ちの方なども施術のリスクが高まる可能性があります。既往症や服薬状況は、必ず医師へ正確に伝え、施術の可否を判断してもらってください。
リジュランやジュベルックなど他の製剤との違い
美容注入治療には、トゥリエンヌ以外にも様々な製剤があります。リジュラン、ジュベルック、スネコス、プロファイロなど、それぞれ成分や作用が異なるため、肌悩みに応じて最適な製剤を選ぶことが大切です。
即効性を求めるか、長期的な改善を目指すかによっても選択は変わります。ここでは、各製剤の特徴を比較し、自分に合った治療を選ぶためにはどのように判断するとよいかを解説します。
リジュラン(サーモン注射)との成分や目的の違い
| 成分 | 作用 | 適応症状 | |
|---|---|---|---|
| トゥリエンヌ | PDLLA製剤 | 異物反応を利用してコラーゲン生成を促す | 毛穴の開き キビ跡の凹凸 小じわ |
| リジュラン | ポリヌクレオチド(PN) | 細胞を修復・再生 | 目の下のクマ 赤み 炎症後の色素沈着 |
リジュランの主成分はポリヌクレオチド(PN)で、サーモンのDNAから抽出されます。トゥリエンヌのポリ乳酸とは根本的に異なる物質です。ポリヌクレオチドは細胞のDNA修復を促し、線維芽細胞を活性化させて組織の再生を助けます。創傷治癒を促進する働きが強く、ダメージを受けた肌の修復に優れています。
トゥリエンヌは異物反応を利用してコラーゲン生成を促すのに対し、リジュランは細胞そのものを修復・再生させる方法です。効果の現れ方も異なり、リジュランは1週間から1か月で肌のハリ感が出始め、トゥリエンヌは1〜2か月後から効果を実感する傾向があります。
リジュランが向いているのは肌の修復を必要とする悩みです。一方トゥリエンヌは、コラーゲン不足による悩みに適しています。併用して、修復と再生の相乗効果を狙う治療方法もあります。
ジュベルックやゴウリなど同系統製剤との比較
| 成分 | 粒子 | 特徴 | 効果の持続期間 | 1回あたりの価格帯目安 | |
|---|---|---|---|---|---|
| トゥリエンヌ | PDLLA製剤 | 均一の形状 | しこりのリスク低減 | 1年程度 | DL40:3~6万円 DL70:5~7万円 |
| ジュベルック | PDLLA製剤と非架橋ヒアルロン酸配合 | トゥリエンヌより均一性が低い | トゥリエンヌと成分構造は似ている | 1年程度 | 4~8万円 |
| ゴウリ | PCL(液状のポリカプロラクトン) | 液状 | 注入の広がりが均一 ボリューム形成効果はトゥリエンヌDL70より低い | 半年~1年程度 | 4~11万円 |
| スカルプトラ | PDLLA製剤 | 角ばっている | しこりのリスクが比較的高い | 1年半~2年程度 | 7~10万円 |
推奨される注入方法は、ジュベルックは水光注射または手打ち、トゥリエンヌも同様です。使い分けとしては、実績を重視するならジュベルック、最新性を求めるならトゥリエンヌという選択になるでしょう。
スネコスやプロファイロとの使い分け
| 成分 | 目的 | 効果の持続期間 | 効1回あたりの価格帯目安 | |
|---|---|---|---|---|
| トゥリエンヌ | PDLLA製剤 | コラーゲンを増やす | 効果発現まで1~2か月 持続期間:約1年 | 3~5万円 |
| スネコス | 非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸を配合 | 肌の保水力を高める 細胞外マトリックスを再構築 | 効果発現まで1~2週間 持続期間:半年~9か月 | 3~7万円 |
| プロファイロ | 高分子と低分子のヒアルロン酸を熱処理で結合 | 肌の保水力を高める 細胞外マトリックスを再構築 | 効果発現まで1~2週間 持続期間:半年~1年 | 5~13万円 |
使い分けとしては、即効性と保湿を重視するならスネコスやプロファイロ、長期的な肌質改善を目指すならトゥリエンヌが適しています。組み合わせる併用療法も可能で、スネコスで即時の保湿とハリを得ながら、トゥリエンヌで長期的なコラーゲン生成を促す方法もよいでしょう。
施術の流れと費用相場の確認
トゥリエンヌの施術を受ける際は、カウンセリングから施術、アフターケアまでの流れを理解しておくとよいでしょう。一般的には、施術の計画や施術時間を事前に知っておくと安心です。
費用面では、注入範囲や使用するバイアル数によって料金が変わります。複数回のセット施術が推奨されるため、トータルの予算計画を立てておきます。クリニックによっては初回割引やセットプランもあるため、比較したほうがよいでしょう。
カウンセリングから注入・アフターケアまでの流れ
| ステップ | 施術内容 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 1.カウンセリング | 肌診察・治療計画 | 別日 |
| 2.洗顔 | メイク落とし・消毒 | 5~10分 |
| 3.麻酔 | 麻酔クリーム塗布 | 30分 |
| 4.注入 | トゥリエンヌ注入 | 10~20分 |
| 5.冷却・説明 | 肌を冷却・アフターケア指導 | 10分 |
初回カウンセリングでは、肌状態を診察し、トゥリエンヌの適応があるか判断します。肌悩みや希望の仕上がりイメージを伝え、DL40とDL70のどちらが適しているか、何回の施術が必要かといった治療計画も一緒に立てます。既往症やアレルギー、服薬状況も必ず申告してください。
施術当日は、肌を清潔な状態にしてから麻酔クリームを塗布し、30分程度待ちます。麻酔が効いたら医師が注入部位を消毒し、細い針で真皮層にトゥリエンヌを注入していきます。
施術後は冷却を行い、腫れや内出血を最小限に抑えます。医師から当日の入浴や運動、マッサージなどの注意事項が説明されます。次回の施術日を予約し帰宅となります。
施術室に入ってから退室するまでは、麻酔時間を含めて1時間程度が目安です。当日からメイクが可能なクリニックも多いため、予定も立てやすいでしょう。
部位や量ごとの料金目安とプランの選び方
トゥリエンヌの料金は、注入範囲と使用するバイアル数によって決まります。
| DL40 | DL70 | |
|---|---|---|
| 1バイアル(1cc) | 3~6万円 | 5~7万円 |
| 4~6バイアル:全顔 | 12~36万円 | 20~42万円 |
顔全体への施術では4~6バイアル程度を使用することが多く、DL40であれば1回あたり12~36万円が一般的な目安となります。部分的な施術であれば、目元周辺で1バイアル(3~6万円)、ほうれい線周辺で1~2バイアル(3~12万円)程度です。
DL40は月1回×3回、DL70は2か月おきに2~3回のセット施術が推奨されるため、トータルでの予算を見込んでおくと良いでしょう。
クリニックによっては、3回セットで10〜20%割引、初回トライアル価格、他の施術との併用割引などがあります。料金を比較する際は、1バイアルあたりの単価、セット割引の有無、診察料や麻酔代が別途かかるかといった点を確認してください。
また、安さだけでなく、医師の技術力や実績、アフターフォロー体制も比較しておきましょう。