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オンダリフトを東京で受けるなら?他の施術との違いを解説

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オンダリフトを東京で受けるなら?他の施術との違いを解説

年齢を重ねると気になりやすいフェイスラインのもたつきや二重あご。「すっきりした印象になりたい」と感じる方に、最近注目されているのが切らない美容施術・オンダリフトです。

オンダリフトは、マイクロ波技術を応用した医療機器を使う施術で、肌の深部へエネルギーを届けることを目的としています。肌表面への負担を抑える構造が採用されており、短時間で施術が完了する点も多くの方が相談される理由のひとつとされています。

この記事では、オンダリフトの仕組みや費用の目安、受ける際の注意点をわかりやすく紹介します。

オンダリフトを用いた美容施術の内容

オンダリフトとは?

美容医療では、メスを使わずに皮膚や脂肪層にアプローチする施術がいくつか提供されています。

オンダリフトは、イタリアの医療機器メーカーDEKA社が開発した「ONDA PRO」を用いた美容施術です。

マイクロ波と呼ばれるエネルギーを皮膚に照射する技術を用いており、医師の管理下で実施されます。

マイクロ波によるアプローチの仕組み

オンダリフトで使用される技術は「Coolwaves®」と呼ばれる2.45GHzのマイクロ波エネルギーです。従来の高周波機器と異なる点として、マイクロ波が皮膚表面を透過し、深部の組織に働きかける仕組みが特徴とされています。

また、ハンドピースには冷却システムが搭載されており、施術中の皮膚表面への負担軽減が考慮された設計となっています。

顔と身体に応じたハンドピースの特徴

オンダリフトでは、異なる深さに対応できるハンドピースが用意されています。3mmのハンドピースは真皮層への働きかけを主とし、7mmまたは12mmのハンドピースは脂肪層(皮下組織)への働きかけを目的として使い分けられるとされています。

実際に施術できる部位や方法は個々の状態によって異なり、すべての人に同じ適用や結果が得られるわけではありません。

施術には赤みや腫れなどの副作用が生じる可能性もあるため、事前に医師から十分な説明を受け、リスクとメリットを理解したうえで検討することが大切です。

オンダリフトがおすすめな人の特徴

美容医療における施術の選択は、肌の状態や体質、希望する仕上がりなどによって大きく異なります。

オンダリフトについても、医療機関でのカウンセリングを通して、個々の状態に応じて実施の可否や適応範囲が検討される場合があります。

顔のたるみやフェイスラインの変化が気になる方

顔のリフトアップやボリュームダウンを希望する方にとって、オンダリフトは一つの選択肢になります。

加齢や生活習慣の影響により、頬やあご下などのフェイスラインに変化を感じる方が、カウンセリングで相談されることがあります。

オンダリフトでは、マイクロ波エネルギーが皮下組織に働きかけることで、これらの部位への何らかの変化が期待される場合があるとされています。

施術内容や出力設定は医師が皮膚の状態を確認したうえで判断するため、事前の診察と相談が重要です。

身体の特定部位を引き締めたい方

二の腕、腹部、太もも、臀部など、特定の部位に対して施術を検討される方もいます。

医療機関では「オンダリフトボディ」と呼ばれるモードが導入されている場合があり、体の部位に合わせて施術方法を調整するケースもあります。

ただし、施術だけで理想の体型を維持できるわけではなく、生活習慣の見直しや適度な運動、食事管理などを並行して行うことが推奨されます。

また、施術の感じ方や変化の程度は個人差が大きいため、カウンセリング時に医師と現実的な目標を共有することが大切です。

オンダリフトと他の施術との違い

オンダリフトと他の施術との違い

美容医療の分野では、たるみやフェイスラインの変化を目的とした施術が複数存在します。

それぞれの施術には異なるエネルギー技術や目的があり、肌の状態や希望する仕上がりによって選択が分かれます。

ここでは、一般的に比較されることの多いハイフやサーマクールとの違いを紹介します。

ハイフとの違いと使い分け

オンダリフトとハイフは、いずれもメスを使用せずに行う施術として位置づけられていますが、使用される技術が異なります。

ハイフは、高密度焦点式超音波(HIFU)と呼ばれるエネルギーを利用し、皮膚の深部に熱を集中させる仕組みが採用されています。

一方で、オンダリフトは「クールウェーブ(Coolwaves®)」と呼ばれるマイクロ波エネルギーを用い、皮下の脂肪層などへのアプローチを目的とする設計です。

医療機関では、皮膚の厚みや脂肪の分布、年齢、希望する変化の種類などを考慮して、どの施術が適しているかを検討します

たとえば、フェイスラインのもたつきや脂肪によるボリューム感を気にする場合と、皮膚のハリやたるみを主に気にする場合とでは、医師が提案する施術が異なることがあります。

いずれの方法を選ぶ場合でも、医師による十分な診察とカウンセリングを受け、自身の肌の状態に合った治療計画を立てることが重要です。

サーマクールとの比較ポイント

サーマクールは、高周波(RF)エネルギーを用いた美容施術の一つです。この技術は、皮膚の真皮層から皮下脂肪の浅い層にかけて熱エネルギーを加える仕組みで設計されています。

オンダリフトはこれとは異なり、マイクロ波によるアプローチを採用しており、エネルギーが届く深さや分布の仕方に違いがあるとされています。

それぞれの技術には特性があるため、「どちらが優れているか」ではなく、自分の悩みや肌の状態に合っているかを基準に検討すると良いでしょう。

オンダリフトの痛みとダウンタイムについて

オンダリフトを検討する際、施術中の痛みや施術後の経過は多くの方が気になるポイントです。

医療機関では、比較的負担の少ない施術として紹介されることが多い一方で、感じ方や経過には個人差があるため、事前に医師と十分に相談することが大切です。

施術中の痛みの感じ方と対処方法

オンダリフトの施術中に感じる感覚について、多くの医療機関では「温かさを感じる程度」や「ほとんど痛みを感じない」と説明されています。

これは、オンダリフトに採用されているマイクロ波エネルギーと冷却システムの組み合わせにより、皮膚表面を保護しながら深部へエネルギーを届ける設計になっているためです。

痛みに不安がある方には、出力の調整や冷却設定の変更などを行う医療機関もあります。痛みの程度や対処方法については、カウンセリング時に医師へ相談することをおすすめします。

施術後の赤み・腫れなどの一時的な反応

オンダリフトの施術後は、一時的に赤みや熱感、ほてり感がみられることがあります。

これらは、施術で加えられた熱エネルギーに対する皮膚の一過性反応とされており、一般的には数時間から1日程度で落ち着くケースが多いと報告されています。

ただし、反応の有無や持続時間には個人差があり、肌の状態や体調によって異なります。もし赤みや腫れが長く続いたり、不安な症状が現れた場合は、自己判断せずに施術を受けた医療機関へ相談してください。

オンダリフトの料金体系と費用の目安

オンダリフトは自由診療(保険適用外)の美容医療施術にあたるため、費用は全額自己負担となります。

料金は医療機関によって異なり、施術部位・回数・照射範囲・使用機器の種類などによって変動します。

また、顔への施術と身体への施術では料金体系が異なるのが一般的です。

顔部位の料金と範囲の一例

顔への施術では、頬・あご下など部位ごとに料金を設定するケースが多くみられます。

照射範囲が広くなるほど料金も変わる傾向があります。たとえば、メタバイオクリニック 銀座 東京では以下のような料金設定を行っています。

両頬1回:29,800円
3回コース:79,800円
顎下1回:29,800円
3回コース:79,800円
両頬+顎下1回:49,800円
3回コース:138,000円
税込価格

複数回コースを設けている医療機関も多く、1回あたりの料金が調整される場合があります。

ただし、施術の適応や回数は個人の状態によって異なるため、医師と相談のうえで決定されます。

身体部位の料金と範囲の一例

身体への施術(オンダリフトボディ)は、対象となる部位の広さや施術時間などによって料金が設定されます。

医療機関によっては、部位をMパーツ(中サイズ)とLパーツ(大サイズ)に分類している場合もあります。

以下は、メタバイオクリニック 銀座 東京におけるオンダリフトボディの料金です。

Mパーツ(下記から選んで施術)
二の腕 お腹 ウエスト 背中上部 背中下部 腰 お尻(バナナロール) ふくらはぎ
1回:39,000円
3回(回数券):108,000円
6回(回数券):198,000円
Lパーツ(下記から選んで施術)
ひざ上前面 ひざ上後面 ひざ上内側
1回:59,000円
3回(回数券):159,000円
6回(回数券):298,000円
税込価格

身体部位は、顔よりも施術範囲が広く時間を要するため、料金が高めに設定される傾向があります。

詳細な料金や施術範囲については、事前のカウンセリングで医師と相談し、個々の状況に応じた見積もりを確認することをおすすめします。

オンダリフトの必要回数と施術間隔

オンダリフトの施術回数や通院ペースは、医師の診断結果や個人の状態に基づいて決定される大切な要素です。

肌の状態、希望する変化の程度、体質などによって適切な施術回数は異なるため、一律の基準を設けることはできません。

施術を進める中で、経過に応じて計画が見直されることもあり、継続的な医師との相談が重要とされています。

個人差を考慮した回数の目安

医療機関によっては、患者の理解を助けるために一般的な参考情報として回数の目安を提示している場合があります。

報告例としては、初期の施術計画において4〜5回程度の施術を提案するケースが見られます。

ただし、これはあくまで目安であり、

  • 肌のコンディション
  • 年齢や生活習慣
  • 希望する変化の程度

などにより、回数は個別に調整されるのが通常です。

大切なのは、治療の進行にあわせて医師と相談を重ね、自分に合ったペースで施術を進めることです。

施術間隔とメンテナンスの目安

オンダリフトの初回の集中施術では、2週間前後の間隔を設けるケースが一般的とされています。

集中期間が終わった後は、メンテナンスとして2〜3ヶ月おきの施術を提案する医療機関もあるようです。これは、一定期間の経過を観察しながら、状態の維持や再調整を目的として行われるものです。

ただし、こうした間隔もあくまで医師の判断と患者の状態に応じて個別に設定されるため、全員に共通するスケジュールがあるわけではありません。

施術後の肌の反応や体調などを踏まえ、安全性を重視したうえで最適な間隔を決定していくことが大切です。

オンダリフトの施術の流れ

オンダリフトは、医療機関で医師の管理のもとに行われる施術です。以下では、一般的なオンダリフトの施術の流れを紹介します。

実際の手順は、医療機関や個人の状態によって異なる場合があります。

カウンセリングから施術終了まで

オンダリフトの施術は、概ね次のような手順で進められることが多いです。

  1. 医師によるカウンセリングと診察
    肌の状態や施術希望部位を確認し、適応の有無を判断します。施術内容や留意点について説明を受け、理解・同意したうえで施術へ進みます。
  2. 洗顔(または施術部位のクレンジング)
    肌表面の汚れやメイクを落とし、清潔な状態に整えます。
  3. 施術
    施術部位に専用ジェルを塗布し、オンダリフト機器を用いてエネルギーを照射していきます。施術中は、医療従事者が出力や体感を確認しながら進める場合があります。
    出力レベルや照射時間は、患者の状態に合わせて医師が調整します。
  4. アフターケア
    照射後はジェルを拭き取り、必要に応じて保湿ケアやクールダウンを行うことがあります。施術後の過ごし方や注意点についても医師や看護師から説明があります。

オンダリフトを受けられない方の条件

オンダリフトは医療機関で行われる施術であり、すべての方が受けられるわけではありません。

施術の前には医師による問診と診察を行い、健康状態や既往歴、施術希望部位の状態などを総合的に確認します。

ここでは、一般的に注意が必要とされるケースについて紹介します。

妊娠中や持病がある方への制限

以下のような項目に該当する場合は、一般的に多くの医療機関で慎重な判断が行われるとされています。

施術の可否は個々の健康状態によって異なるため、必ず事前に医師へ相談しましょう

  • 妊娠中または授乳中の方
  • 心臓疾患や皮膚疾患のある方
  • 施術部位に金属やインプラントが入っている方
  • 持病がある方、または薬を服用中の方

これらの条件に該当する場合、体調や疾患の状態によっては施術を見合わせる、または医師の判断のもとで施術内容を調整することがあります。

施術部位に関する注意点

施術を希望する部位の皮膚状態によっても、施術の可否が判断されます。炎症や傷がある箇所、強い日焼けや極端に皮膚が薄い部分などは、刺激を避けるために施術を控えることがあります。

また、脂肪の量が少ない部位では、照射エネルギーの伝わり方に差が出る場合もあり、医師が適応を慎重に確認します。

過去に同じ部位で炎症やトラブルを経験したことがある方は、その旨を必ず医師に伝えましょう。照射方法や出力を調整するなど、適切な対応を検討してもらうことができます。

施術の安全性を高めるためには、患者本人からの正確な情報提供が欠かせません。これまでに受けた美容施術の履歴やアレルギーの有無、体調の変化などを、カウンセリングの段階で詳しく伝えることが大切です。