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スピキュールとは?話題の針コスメで肌はどう変わるのか解説

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スピキュールとは?話題の針コスメで肌はどう変わるのか解説

スピキュールは海綿から抽出された天然の微細針です。医療や美容分野で使われてきた安全性の高いものですが、初めての方は「肌に刺激が強そう」「具体的な効果は?」と不安があるのではないでしょうか。

スピキュールはSNSや美容雑誌でも話題の針コスメです。肌に刺激を与えてターンオーバーを促進し、毛穴・くすみ・ハリ不足といった肌の悩みの解消につながるとされています。

ただし、正しい使い方を知らないと赤みや乾燥などのトラブルにつながる可能性もあるため、使用前に基礎知識を身につけておきましょう。

本記事では、スピキュールについて特徴や効果を解説しました。あなたの肌質に合った使い方を知って、針コスメデビューしましょう。

スピキュールとは海の生物から抽出された天然の微細針

スピキュールとは海の生物から抽出された天然の微細針

針コスメの主成分として、いま注目を集めているスピキュール。海の生物である海綿(カイメン)から精製される天然の微細針で、医療や美容の分野で使われてきた素材です。

化学的に合成された成分とは違って自然界に存在する生物由来の物質です。主成分はシリカ(ケイ素)で、化粧品だけでなく飲料にも使用されています。

スピキュールはお肌に使うものに安心感を求める方にとって、海洋資源から得られる天然素材という点が魅力です。ここではスピキュールの原料、精製などを順に解説していきます。

原料となる海綿(カイメン)という生物について

海綿は、海底の岩や砂州に付着して生息する無脊椎水生動物です。

【海綿の体の構造】

  • 有機物:アミノ酸・タンパク質など(スポンジ部分)
  • 無機物:シリカ(ケイ素)・炭酸カルシウムなど(骨格部分)→スピキュールの原料

古くから海綿の骨格を除いた部分はスポンジとして利用され、骨格部分はピーリング剤などにも使われてきました。

スピキュールは、海綿の骨格部分から精製されます。肌に刺激を与える働きを持ち、何十年も医学や美容で使用されてきました。

精製技術によって不純物を取り除いた状態にする工程

海綿から採取した骨格成分は、そのままでは化粧品に使用できません。従来の精製方法では強酸や強塩基を使って処理していましたが、化学物質が残留してしまい、肌に刺激や炎症を引き起こす問題がありました。

そこで開発された「低温高圧酵素分解法」という特殊な精製技術で、強酸・強塩基を一切使わず、複数の工程を経て精製が行われます。精製によって得られるスピキュールは、高純度を実現しています。

不純物を完全に除去する製法だからこそ、美容成分のコーティングなども可能になります。

シリカ(ケイ素)を主成分とした針の構造と特徴

精製が完了したスピキュールは、主成分のシリカ(ケイ素)の他、カルシウム、マグネシウムにより組成されています。シリカは二酸化ケイ素(SiO2)のことで、地球上に豊富に存在し、化粧品や飲料にも使用される安全性の高い成分です。

針は均等な状態に精製され、顕微鏡で見ると鋭い針のような形状です。1本1本に無数の空洞(穴)が開いていて、美容成分を充填できるようになっています。

また硬さと形状の均一性により、肌に塗布した際に角質層まで届きやすいという特性があります。体内に吸収されたり溶けたりしないため、最終的に古い角質とともに自然に排出されます。

針そのものが美容ミネラル成分でもあるため、肌への作用も期待できるでしょう。

進化版であるイノスピキュールとの違い

従来のスピキュールは、強酸や強塩基を使って精製されるため有機物が残留し、肌に赤みや刺激が出やすいという課題がありました。そこで登場したのが「イノスピキュール」です。

イノスピキュールは特許製法により、有機物を完全に除去した針の開発に成功しています。不純物がゼロだからこそ実現した技術で、一定時間かけて成分を届け続けられます。

従来型との大きな違いは、針の空洞部分と表面に美容成分をコーティングできる点です。

イノスピキュールまたは従来型のどちらを選ぶかは肌質や目的次第です。敏感肌の方や集中ケアを求める場合はイノスピキュール配合製品が向いているとされています。価格帯は従来型よりやや高めの傾向があります。

針コスメに使われるスピキュールが肌に働きかける仕組み

針コスメに使われるスピキュールが肌に働きかける仕組み

スピキュールを配合した化粧品を肌に塗布すると、微細な針が角質層に到達して作用を始めます。

【スピキュールの作用】

  • 針による物理的な刺激で肌の再生スイッチを入れる
  • 針の空洞に充填された美容成分を角質層へ届ける

【作用の流れ】

  1. 針が角質層へ浸透する
  2. 時間をかけて美容成分を運搬し続ける
  3. 古い角質とともに体外へ排出される段階です。

それぞれの段階で科学的な作用が働いています。

目に見えない微細針が角質層へ直接アプローチする

スピキュールを配合した化粧品を肌に塗布すると、クリームやジェルに混ざった針が肌表面に触れます。人間の肌の最表層にある角質層の厚さは約0.01〜0.03mm程度(10μm~30μm)で、ちょうど食品用ラップ1枚分ほどの薄さです。

参考:角層細胞間脂質のバリア機能

スピキュールの針の長さは角質層の厚さより長いとされているため、肌になじませると針が角質層に物理的に到達します。針は目に見えないほど微細ですが、チクチクとした感覚があり、針が角質に刺さっている証拠となります。

針の先端は鋭利な形状をしているため、角質細胞の隙間を縫うようにして進入していきます。ただし体内深部には入り込まず、あくまで角質層という肌表面の安全な層までの到達に留まります。

針に空いた無数の空洞が美容成分を届ける役割

スピキュールは製造段階で幹細胞培養液などの有効成分を空洞に吸着させ、さらに針の表面全体もコーティングし、美容成分を肌の角質層へ直接運ぶ仕組みが完成します。

針が角質層に到達すると、空洞内の成分が毛細管現象によって徐々に放出され始めます。継続的に成分を供給し続けるため、一度の塗布で長時間にわたる効果が期待できます。

肌に塗布するタイプの化粧品は、成分を肌表面からの浸透に頼るのが通常です。ところがスピキュールは針そのものが角質層に到達し、内部で成分を放出する点が根本的に異なります。

角質のバリアを突破して成分を届けられるため、お肌に効率的に浸透するのです。

スピキュールが自然に排出されるまでの流れ

角質層に到達したスピキュールは、一定期間は肌の中に留まり続けます。その間はずっと美容成分の供給と肌への刺激という効果が期待できます。その後役目を終えた針は自然に体外へと排出され始めます。

排出は、肌のターンオーバー(新陳代謝)と密接に関係しています。角質層は常に新しい細胞が下から押し上げられ、古い角質が剥がれ落ちていく仕組みを持つものです。

そのためスピキュールも自然な代謝サイクルに乗って古い角質とともに体外へ排出されます。スピキュールの主成分であるシリカは、体内に蓄積せず、自然に肌の外へ排出されます。

スピキュール配合コスメは美容でどんなメリットがある

スピキュール配合の化粧品を使用すると、通常のスキンケアではなかなか得られない美容効果を実感できる可能性があります。使用者からは、額のシワが薄くなった、毛穴が目立たなくなった、顔全体にツヤが出てきたといった声が報告されています。

美容上での変化は以下の3つの軸が期待できます。

スピキュールの作用の軸期待される効果
浸透サポート美容成分を角質層へ直接届ける
質感改善ハリや弾力の向上
ターンオーバー促進肌コンディションの調整

角質層の深部まで美容成分を届けるサポート力

スピキュールは針の空洞に含まれた美容成分が角質層内部で放出されるため、成分の利用効率が大幅に向上します。特にビタミンCやペプチドといった美容成分と組み合わせると、それぞれの効果を引き出す相乗作用が期待できます。

ビタミンCは美白ケアやコラーゲン産生のサポート、ペプチドは肌のハリや弾力向上に役立つとされています。スピキュールが成分を角質層まで届けるため、より効率的なケアが可能になります。

肌を整えてハリやツヤへアプローチするケア

ふっくらとしたハリのある肌や、健康的なツヤ感は、若々しい印象につながる重要なポイントですね。額のシワや毛穴の開きなど悩みは尽きません。

スピキュールの刺激を受けた肌は、修復しようと自発的に細胞を活性化させる可能性があります。この反応によって、コラーゲンやエラスチンといった肌の土台を支える成分の生成が促されるという見方があります。

結果としてハリ感や弾力といった質感面での変化が期待できます。肌の自己回復機能が働いた結果といえるでしょう。

毎日のスキンケアで乱れがちな肌のコンディションを整える

スピキュール配合コスメを継続的に使用すると、ターンオーバーが促進され、肌バランスの安定化が期待できます。加齢や紫外線、生活習慣の乱れなどで蓄積しがちな古い角質はターンオーバーで押し上げられます。

ゴワつきやザラつきといった日常的な肌悩みの解消にも役立つと言われています。

週に1〜2回、あるいは2〜4週間に1回といった定期的なケアとして取り入れれば、肌のコンディションを良好に保つことができると考えられています。スキンケアの浸透を妨げる角質が整えば、その後に使用する化粧水や美容液の効果を引き出しやすい状態になるでしょう。

スピキュール配合コスメの使用時に知っておきたい特徴

スピキュール配合の化粧品を使用する際には、独特な使用感や特徴を理解しておきたいものです。肌につけたときに一般的な化粧品とは異なる感覚があるため、初めて使う方は戸惑うかもしれません。

スピキュールコスメ特有の使用感や、使用時に注意すべきポイントについて解説していきます。

独特な使用感であるチクチクした刺激とその理由

スピキュール配合コスメを肌に塗布すると、チクチク、あるいはピリピリとした独特の刺激を感じることがあります。これは、微細な針が角質層に到達したときに生じる感覚です。

刺激の強さには個人差があり、数時間から翌日には落ち着く方がほとんどですが、人によっては2〜3日程度続く場合もあります。「痛み」と捉える方もいれば、「肌が動いている」「内側から活性している」感覚として受け止める方もおり、使用者によって感じ方が大きく異なるのが特徴です。

塗布した瞬間に感じる刺激はなぜ起きる?

スピキュール配合コスメを塗布した瞬間に感じるチクチク感は、針が実際に角質層へ到達している作用の証と考えられます。美容皮膚科医からは「適度なチクチク感」と表現されることもあり、マイルドなスクラブ程度の刺激と説明されています。

単なる痛みではなく、肌への適度な刺激として感じるためには、針が肌を活性化させる作用を理解し、リラックスした状態で使用しましょう。塗布時には肌を摩擦せず、優しくプレスするように使うと、チクチクした感覚も不快になりません。

針の刺激がいつまで続くのか時間の目安と個人差

チクチクした刺激の持続時間には個人差がありますが、一般的には数時間から翌日には落ち着く方がほとんどです。ただし、製品の種類や使用量、肌質によっては1〜3日程度続く場合もあります。

肌が薄い方や敏感肌の方は刺激を感じやすく、刺激を感じる時間も長めになる傾向があります。また、初めて使用する際には刺激を強く感じることが多く、継続して使用すると慣れてくるケースも見られます。

刺激が続く間は、肌を摩擦しないよう優しく扱い、保湿を十分に行ってください。「スピキュールが届いているサイン」として刺激を受け止め、数日間は肌が活性化している期間だと理解しておくと、不安にならずに過ごせるでしょう。

使用前に知っておきたい肌への反応や注意点

スピキュール配合コスメは美容効果が期待できる一方で、使用時に注意すべき点も存在します。針が物理的に肌へ作用するという特性上、起こりうるトラブルやリスクを事前に把握しておくとよいですね。

安全に使用するためには、メリットだけでなく、肌の反応やリスクについての予備知識を持っておきましょう。

肌に変化が起きた場合の対処法、肌トラブルがある時にも使用可能か、生理前後などのデリケートな時期の注意点、そして紫外線対策というスピキュールを使用する際の注意点を解説していきます。

赤みや痒みが出た場合の対処法と好転反応との違い

スピキュール使用後に赤みやかゆみが生じた場合、まず使用を中止し、冷たいタオルなどで患部を冷やすことが推奨されます。赤みなどの症状は刺激に対する肌の過敏反応と考えられるため、無理に使用を継続することは避けてください。

「好転反応」という言葉が使われることがありますが、厚生労働省は好転反応に科学的根拠がないことを明示して注意喚起しています。

「赤みは効いている証拠」といった説明で使用継続を促されても、2〜3日以上症状が続く場合や悪化する場合は、速やかに医療機関を受診してください。継続するかどうかは、症状の強さと持続期間を基準に判断し、自己判断で我慢し続けることは避けましょう。

敏感肌やニキビなど肌悩みがある状態での使用可否

敏感肌の方は、スピキュールの物理的刺激に対して赤みやかゆみなどの反応が強く出やすい傾向があります。炎症を起こしているニキビがある状態での使用は、症状を悪化させる可能性があるため避けるべきです。

アトピー性皮膚炎で症状が出ている時期や、肌のバリア機能が著しく低下している状態での使用も推奨されていません。

使用前にはまず症状が落ち着いている時期を選び、パッチテストを必ず実施してください。二の腕の内側など目立たない部位で24時間様子を見て、赤みやかゆみが出ないことを確認してから顔への使用するかどうかを決めましょう。

敏感肌の方は低濃度のスピキュール配合製品を選び、使用頻度を通常よりも少なく設定するなど、慎重な導入が求められます。肌の状態に不安がある場合は、自己判断せず皮膚科医に相談することをおすすめします。

妊娠中や授乳中などデリケートな時期の使用判断

妊娠中や授乳中は、ホルモンバランスの大きな変化により肌が通常よりも敏感になりやすい時期です。プロゲステロンの増加によって皮脂分泌が増えたり、バリア機能が低下したりすることで、これまで使っていた化粧品が合わなくなることもあります。

スピキュールのような物理的な刺激を伴う化粧品については、肌が敏感な時期には慎重に判断してください。化粧品成分そのものが母体や胎児、乳児に直接的な影響を与える可能性は低いとされていますが、肌への刺激が強く感じられる場合や、体調に不安がある場合は使用を控えることが推奨されます。

使用は自己判断せず必ず産婦人科医や皮膚科医に相談し、体調や肌の状態を考慮した上で判断してください。

紫外線対策を意識すべき理由

スピキュール使用後の肌は、角質層に物理的刺激が加わったことで一時的にバリア機能が低下し、紫外線ダメージを受けやすい状態になります。この状態で紫外線を浴びると、メラニン色素の生成が促進され、色素沈着やシミのリスクが高まる可能性があります。

ピーリングなど角質に作用する施術後は、肌が再生されるまで紫外線の影響を普段よりも受けやすくなることが知られています。スピキュールも同様に角質層へ刺激を与えるため、使用後はSPF30以上の日焼け止めを必ず使用し、帽子や日傘などの物理的な紫外線対策も併用してください。

紫外線のリスクを考慮して、スピキュールは夜に使用することが推奨されています。日中の外出時には紫外線対策を徹底し、しっかり肌を保護しましょう。

スピキュールが向いている人と避けたほうがよい人

スピキュール配合コスメは、肌への物理的刺激を伴う特性上、すべての方に適しているわけではありません。使用者の肌質・肌悩み・ライフスタイルによって、メリットが大きい人とリスクが高い人に分かれます。

ここでは「肌悩み別の相性」と「初心者向けの製品選び」という2つのポイントから、スピキュールが向いている方を解説します。自分と照らし合わせながら、スピキュール配合コスメが自身に適しているかどうかを見極めましょう。

肌悩み別の相性チェックポイント

【スピキュール使用に適した肌の悩み】

  • 毛穴のつまり
  • くすみ
  • シワ
  • ハリ不足

上記の肌悩みに当てはまる場合、スピキュールとの相性が良いと判断してよいでしょう。

スピキュールは、ターンオーバー促進が働きの軸ですから、毛穴の詰まりやくすみには、古い角質の排出を促すため透明感向上が期待できます。

またシワやハリ不足に対しては、物理的な刺激により線維芽細胞の活性化を促し、コラーゲン・エラスチンの生成サポートが期待される点で有効とされています。

【スピキュール適合セルフチェック】

  • 肌の状態が安定している
  • 刺激に対する耐性がある
  • ターンオーバーの遅れを感じる

ただし、お肌の状態によっては使用を避けたほうがよい場合もあります。

【スピキュールを避けたい肌の状態】

  • 極度の乾燥肌
  • 炎症性ニキビ
  • アトピー性皮膚炎の症状がある時期

スピキュールの刺激がバリア機能をさらに低下させたり、炎症を悪化させるリスクがあるためです。

初めて使う人が選びやすい製品の条件

スピキュール初心者には、低濃度から始められる「剥離なしタイプ」が適しているでしょう。クリーム状やジェル状など、肌への摩擦が少ない形状を選ぶと、刺激を最小限に抑えながら使用感を確認できます。

トライアルサイズや少量パッケージがあれば、肌との相性を確かめてから購入できる点で安心です。

成分表示で「加水分解カイメン」や「スピキュール」が記載されているか確認し、精製方法(低温高圧酵素分解法など)が明記された製品を選びましょう。

またレビューでは「初回の刺激感」「翌日の肌状態」「アフターケアの必要性」に関する具体的な記述があるかをチェックすると、自身の肌に適した製品を見極めやすくなります。

肌への負担を抑えるための適切な使用方法と手順

スピキュールの効果を最大限に引き出しつつ、肌への負担を最小限に抑えるには、正しい使用手順を守ることが不可欠です。物理的刺激を伴う特性上、誤った使い方は肌トラブルの原因となってしまいます。

塗布方法から保湿ケアまで、各ステップで適切なケアを実践する必要があります。

【スピキュールでのケア方法ポイント】

  • 摩擦を避ける塗布法
  • 使用後の保湿ケア
  • スキンケアの順番
  • 適切な使用頻度

ここでは安全かつ効果的な使用方法を解説します。

強く擦らずに優しく押し込むように塗布するコツ

スピキュール配合コスメを肌に塗布する際は、横方向にこすらず「押し込む」動作が基本となります。

【スピキュール配合コスメの塗り方】

  1. 適量はパール粒大程度(製品により異なる)を手のひらに取る
  2. 額・両頬・鼻・顎の5点に置く
  3. 手のひら全体で軽くプッシュするように肌に密着させていく

横にこすると微細針が肌表面で摩擦を起こし、刺激が強まるだけでなく赤みや炎症のリスクも高まります。力加減は「肌に手のひらを置く程度」の圧力で十分で、指先でゴシゴシと広げる動作は避けてください。

ファンデーションタイプの場合も同様に、スポンジを引きずらず「ポンポンとスタンプするように」押し当てる塗布法が最適です。置くように塗布すると、針が角質層に適切に浸透しながら肌表面の損傷を最小限に抑えられます。

使用後の保湿ケアが大切な理由

スピキュール使用後の肌は、微細針による刺激で角質層が一時的に乱れた状態となり、バリア機能が低下して水分が蒸散しやすくなります。角質層には水分を保持する「セラミド」や「天然保湿因子」が存在します。

ですが、物理的刺激により保湿成分が減少すると、肌内部の水分を維持できず乾燥が進行するのです。そのため、使用後は速やかに保湿剤で肌を守り、美容効果を高めるための保湿ステップが不可欠となります。

具体的には、スピキュール塗布後に化粧水で水分補給を行い、その後にセラミド配合の美容液やクリームで水分を閉じ込めましょう。ヒアルロン酸は肌表面で水分を抱え込み保持する役割、セラミドは角質層のバリア機能を強化する役割があるため、組み合わせた保湿ケアを選ぶのがおすすめです。

また、ナイアシンアミドなどの肌荒れ防止成分も併用すれば、刺激後の肌コンディションも整えられます。

他のスキンケアアイテムと組み合わせる際の順番

スピキュール配合製品を他のスキンケアアイテムと組み合わせる際は、下記の順で使用しましょう。

  1. 洗顔
  2. 化粧水
  3. スピキュール
  4. 保湿美容液
  5. クリーム

化粧水で肌を整えた後にスピキュールを使用すれば、針の浸透を妨げず効果を最大化できます。

スピキュールを先に使う場合は美容成分の浸透促進効果が高まりますが、後に使う場合は他の美容成分を先に角質層へ届けた後に刺激を与える形となり、効果の出方が若干異なります。

【併用を避ける成分】

  • レチノール
  • AHA(グリコール酸など)
  • BHA(サリチル酸)

スピキュールとピーリング成分は併用を避けてください。

同時に使用すると角質除去作用が過剰となり、バリア機能低下や赤み・炎症のリスクが高まるため、使用日を分けるか時間帯を変えて(朝と夜など)使い分けましょう。

使用頻度の目安と肌の状態に合わせた調整

肌の反応推奨頻度
2~3日で回復週2回まで使用可
3~4日で回復週1~2回使用
赤みが5日以上続く10日に1回程度
高濃度製品週1回まで

スピキュール配合コスメを使用する頻度は週1〜2回程度がよいでしょう。微細針による刺激から肌が回復し、ターンオーバーが適切に進むまでに数日間を要するためです。

高濃度製品の場合はさらに刺激が強いため、週1回程度にとどめてください。

肌の反応を見ながら頻度を調整したいときは、初回使用後の赤みや刺激の持続時間を観察します。2〜3日で完全に回復する場合は週2回への増加も可能です。

逆に赤みが5日以上続く場合は週1回に減らすか、10日に1回程度まで間隔を空けてください。

使いすぎによる肌疲労として、バリア機能の慢性的な低下や敏感肌化のリスクがあります。一方、使用する間隔が広すぎると角質蓄積やターンオーバー停滞などが生じます。

ちょうど良い使用頻度を保つには、お肌の状態を確認しながら2週間〜月1回程度で調整し、使用計画を立てましょう。